道化師ギャンブリン
君がすることに世の中は振り向かないかもしれない。
ならば道化師気どって椅子取りゲームを覆せ。
皆が立ち止まり席についたとしても踊り続けたものに光が射す。
無関心だった大衆が羨むほどの。
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足早に座を狙う民衆
箱の中の虚構に夢中
僕が謳う戯言なんて
ダレソカレソ 見ちゃいないんだ
使い捨てのヒーロー称えて
あっという間に掌返す
その美しさったらなくて
何もかもが 馬鹿らしくて
社会の機嫌気にし続け
真人間になるのはやめだ
（「どうせ奴らは振り向かないんだよ」
わかったふりてしあきらめるの？）
始めよう
誰もが主人公になるために グルグル回れ
見向きもしない世界だからこそ 踊り狂え
これは人生賭けた博打で 音が止んでも終わらない
回り続ける道化師の 眼差し光る
無視できないほど
波風の立たない報酬
それがお望みは少数
今や誰もが大事求めて
とにもかくにも 爆ぜてなんぼ
かまうなよ
僕らが主人公になるために クルクル回れ
椅子取りゲームを覆せ 口笛吹いて
どうせこの世のほうがオカシくて 音は止まない踊らにゃ損
回り続ける道化師は 今日も歌う
知らぬふり通す世界に宴を
そうさ社会の視線 気にし続け
真人間になるのはやめた
（「どうせ僕らは気づかれないんだよ」
知らせないまま終わらせるの？）
知らないさ
あいつが主人公になったって 構わず回れ
タイミングなんてさじ加減 道化師は嗤う
始めよう
誰もが主人公になるために グルグル回れ
見向きもしない世界だからこそ 踊り狂え
これは人生賭けた大博打 音が止んでも座らない
回り続けた者にだけ 光が射す
無関心だった大衆が 羨むほど
