月とスツール(feat.知声)

月とスツール(feat.知声)

もし音楽を辞めるときがきたならどんな感情が湧くだろうか。
虚しさだろうか。やるせなさだろうか。
それとも
「もう作らなくていいんだ」
という安堵や清々しさだろうか?

入り混じった複雑な心境の中照らす満月は君に寄り添う。

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【月とスツール】

家具を捨てた 夢も思い出も捨てた
からっぽの部屋
残ったスツール その席は僕のものじゃなかった

漂う真新しい空気避けるようにドアを締める

あの月が誰かのものだと気づいたんだ
けして僕には届かない それでいいよ
知らずに奪っていた 夜空に咲く光
そっと手放したんだ

腰掛けた 君にさよならを告げた
土曜日の夜
残った影に 今もまだ僕は囚われてる

夢をかなえることばかりでいつの間にか独り
誰も見やしないこれじゃまるで 昼の満月

この椅子が誰かの明日になるはずだから
ここから離れると決めた それでいいよ
知らずに居座った 影は立ち上がる
あてもないまま

彷徨う孤独を抱きしめるようにそっとドアを締める

すべてを手放した先に何を見つけるだろう
どこかに椅子はあるだろうか ちっぽけな
虚しさ埋める居場所求めて発つ鴉
あの月が誰かのものだと気づいたんだ
けして僕には届かない それでいいよ
知らずに奪っていた 夜空に咲く光
そっと手放したんだ

家具を捨てた 夢も思い出も捨てた
からっぽの空
残った夜と 満月は照らす 部屋のスツールを

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